2010年02月06日

太陽の光と色の見え方

やっとこさ2010年と思ったのも束の間、もう既に2月になっていることに驚いている三十路のsatです。

}1.jpg

今回は太陽による物の見え方をお話します。

くもりの時と晴れの時では、同じ太陽の光でも色の見え方が違います。
照明業界の人たちの間では、よく太陽が一番綺麗に物の色を表現すると言われてますが、その太陽の光も条件によって質が変わるんです。
sat_sora.jpg


実際は太陽の光でも緯度や天気や時間によって綺麗に見えたり見えなかったりと違いがあります。


例えば、北欧の国と南国(赤道直下の国)では見え方がかなり変わります。

北欧の国
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南国
}3.jpg

何が違うのかというと、太陽光が通る大気層の距離が違います。
}4.jpg

長い距離の大気層を通ることによって、光の一部が届かなくなっている為に、こういったことが起こります。

ほとんどの方が、夕焼けのオレンジ色の空を見た事があると思いますが
あれも昼間よりも太陽が斜めより射しこんでいる為に、大気層を通る距離が長くなり短波長の光(青や緑)が拡散してしまい、長波長の光(赤やオレンジ、黄色など)しか届かなくなっている為です。

長ったらしくなりましたが、服を買った時にでも外で色を確かめてみてください。
くもりの時と晴れの時では、色が違って見えます。

sat
posted by fm3 at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | lighting
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