「LED Next Stage 2010」に行ってきました。

最近では、全てLED照明を使った店舗や住宅も設計されています。
パナソニック電工のブースでは
従来の照明とLED照明の比較を展示していました。
左:従来照明、右:LED照明

こういう風に、空間を比較しているブースは少なかったです。
多くの種類のLED器具を持っていないとこういう展示は難しいのでしょう。
また、LEDを使うという事にまだまだ不安が多いという現状が
こういう展示に繋がっているのでしょう。
それから、LEDといえば、熱を逃がすための
ヒートシンク(電球形LEDで光っていない金属の部分)が必要です。
それの部分をデザインしているペンダントがありました。

他にも全く違う考え方の電球形LEDもありました。

この電球形LEDが良いか悪いかは別として
今までの照明器具とは違う考え方をしていかなければ
LED照明はより良いものになっていかないような気がします。
現在のLEDの流れは、従来の照明器具の形のまま
光源をLEDに置き換えているだけといった感じです。
今後、LEDの特性を生かした器具が出てくる事を望みます。
LED、LED・・・照明計画をしていて聞かない日はないです。
今までの照明器具の単純な置き換えでは、LEDの光を最大限には活用できません。
照度や輝度、光の広がりなど違いが多々あります。
LEDの長所を生かして、照明計画をしていきたいと思います。
nito